猫語の教科書

miwa-mama

2007年06月26日 10:07

美和が虹の橋へ行っちゃって1ヶ月が過ぎました。

みなさんご無沙汰しております。
miwamama は復活しつつあります。
風屋さん 月命日(23日)にコメントいただいてありがとうございます。
ほんと、お優しい方で・・ 感謝です。

この1ヶ月 早いのか遅いのかよくわからない時間の流れを感じています。
ただ、一日一日なんとかクリアするような毎日で・・
美和のいない日常にまだ慣れません。美和の愛用品もそのまま・・。
なにげない瞬間に、突然襲ってくる喪失感と罪悪感をどう対処していいのか
まだ、コツがつかめない・・美和ごめんね。弱虫なmamaで・・。
眠れない夜もいっぱいあります。そんな時は読書をして過ごしています。
リハビリ と称して、猫関係の本をいっぱい読みました。
その中のひとつがこれ。

『猫語の教科書』  byポール・ギャリコ

猫が猫のために書いた教科書。
いかにして、この世で快適に過ごすかを
懇切丁寧に記してあります。
人間をどうやって”しつける”か・・。
おいしい食事にありつくには・・・。
とっておきの表情をつくるには・・。
などなど・・。

猫飼いには、たまらない一冊です。

この本は 雌猫が書いたものです。 ゆえに人間の男に関する所見がけっこう笑えました。
『猫嫌いを自称する男を、陥落させるのが極上の喜び』らしいです。
猫が自分の要求を人間に実行させるテクニックの数々に思わず感心してしまいます。
美和も同じことをしてた・・。ふと思い出して苦笑いしたり・・・。
表情の作り方で、声をださす”にゃーご ”とするテクニックが紹介されています。
美和も時々、口をニャーゴと開いて”あー”と鳴きそのまま口を開けているときがありました。
きっと、極上の甘えポーズだったのでしょうね。たまらなく可愛かったですもの。

この本を毎晩読みながら、冷たく硬くなった美和を思い出すのではなく、
あったかくて、やわらかくて、甘えん坊でこの上なくかわいい美和を、
すこしづつ思い出せるようになりました。

リハビリの道はまだまだ続くでしょう。
明日は美和の35日法要(?)いっぱいお花を供えてあげます。
美和が幸せでありますように、お祈りします。
美和に心配かけないように、mamaもがんばるから・・。
いつまでも 見守っててね。 かわいい美和。

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