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出会い

猫との出会いは千差万別・・それぞれの猫親にその数だけの物語があります。
美和との出会いの物語はこちら→『猫育て』で

ここでは、実家の3代目猫との出会いのお話を披露します。

愛猫ちーちゃんを失って、相当落ち込んでいた“猫じいさん”の父。
もう二度と猫を飼うのはやめようと決めていたそうです。
それなのに・・・・

失意の2か月を過ぎたころ、一匹の猫が訪問するようになりました。
聞けば、近所に飼われている三毛猫で、ちょくちょく姿は見かけていたらしい。
ある日、いつものように姿を見せ通り過ぎようとした時、父が声をかけたそうです。
「急がんのなら、ちょっと休んでいかんかい?」
すると、三毛猫は立ち止まり「みゃん!」と返事をして、くるりと引き返し父のもとへ・・。
父は、大喜びでおまんまを振舞ったそうです。
それから、おまんまを食べに毎日訪問されるとか・・。
人懐っこい猫でほんとにかわいい。初対面の私にも平気で甘えてくる。

そんな三毛猫が、翌年仔猫を生みました。
ある程度大きくなると、仔猫をくわえて連れてくるようになったのです。
最初は、こんなの生まれましたって報告してから、連れて帰ったそうです。
しかし、しばらくしたら、仔猫を残し自分だけ帰宅するようになってしまった。
「このままだと、居ついてしまう・・。」
不安になった父は、三毛猫の本宅へ仔猫を返しに行ったそうです。
やれやれと思って帰宅すると、もうすでに三毛猫は仔猫を連れてきていて、お出迎え・・。
これを何度も繰り返し、結局、三毛猫の執念に負け 仔猫は実家の3代目猫になりました。

キジトラの男の子 名前は とら。本当は寅次郎らしいんですが・・。
男の子は、とっても甘えん坊。かわいい子です。
とうぜん、父は溺愛。見てるこっちが恥ずかしくなるくらい溺愛です。
母は、時々父を ちくちく いぢめていました。
「よその雌猫にちょっかいだして、まんまと雌猫の策略にはまって子供を押し付けられた。
ほんと、あんたは賢いなぁ・・。」 mamaもそう思う・・。
なんて言ってる母も、とらちゃんには めろめろ だったんですがね。

いろんな出会いがあるかもしれないけど、これはmamaの一番のお気に入り。
三毛猫の巧みな策略。(尊敬すら感じます)それにまんまとひっかかる父。
そして、もちろんかわいい とらちゃん。 みんな面白くて愛おしい。

さて、美和はどんなふうに mamaのもとに再び現れるのでしょうか?
できれば、のちのち ふふって笑える出会いだといいなぁ・・・。
美和!楽しみに待ってるぞ。



『 mamaよんだ?
   もうちょっと待っててね。
     ただいま、準備中 』
      by  美和